【めぐみ●メールニュース/040217】 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ お元気ですか? 8日(日)に、水窪町まで「西浦(にしうれ)田楽」を見に行った。 国の無形民族文化財に指定されていて、1300年も続いている田楽 だ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「何時に始まるのですか?」という私の質問に、「あの山から月が出た ら」という答え。月が出てから太陽が出るまでの間、舞は続けられるのだ。 う〜〜ん、1300年の歴史を感じる。 私は次の日があったので、夜中の1時半頃で帰ったけど、まだ舞の1/3 が終わったところ。ユーモラスな部分や大仕掛けがあったりして、ま るで野外劇を見るように楽しむことができた。舞ごとに、世襲制で受け継が れているのだそうだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ その日、私はたまたま、田楽を見る前まで浜松の南端の中田島町にいた。 水窪まで約2時間半かけて移動した。そう、来年の4月には、同じ市に なるだろう南から北まで移動したのだ。 山の文化と海の文化、街の文化をどうしたら互いに大事にしあうことが できるようになるのか、しっかり考えていこうと思う。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ <<<<<<CONTENTS>>>>>>>>>>  ●ザザシティ中央館への公的支援について  ●「おや?」と思うことが政治のはじまり   課題を解決するために、「道具」を使いこなそう。    〜アクション2/課題を洗い出す  ●市民イベント    Nature Clean作戦のお知らせ  ●<ただいま 調査中>  ●前回からのめぐみの動き  ●スケジュール  ◎ いっしょに アクション 情報  ●【今日の一言】 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ●ザザシティ中央館への公的支援について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 担当課から説明を受けても、きちんとした回答を得られず、みんなに きちんと報告したいのに〜〜とイライラしていた。遅くなって、ごめん。 ようやく、「浜松中央地区第一種市街地再開発事業に関する公的支援に ついて」の資料が手に入った。 それを何回読んでも、「どうしてザザに公的支援をしなくちゃいけない のか」、また「ザザはこれからやっていけるのか」わからないという のが、率直な感想。 まだ松菱の破産の時に、「公的支援」と言うなら、納得する市民は多 かったのではあるまいか。あの時は市民も商品券や友の会で、泣いた のだから。 市は「公益性」があるから、公的支援が必要だと強調するけれど、 どの民間企業でも、商店でも「社会のため」という公益性はある。 しかし、資本主義社会なのだから、どんなに社会的に意味の事業を していても経営が甘ければ、破産、倒産になるのは中学生でもわかる 常識だ。またその責任は経営者がとるのが当然だ。特定の地域、企業へ の支出は、市民の不公平感を生む。 今度の2月議会では、この問題と今後の中心市街地のあり方に関して 積極的に議論していきたいと思う。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■論点にしたい点■ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●ザザの公益性とは何? ●そもそも2年あまりで経営できなくなった理由は何か? ●再開発組合、地権者法人はこれまで具体的にどう経営努力をしてきたか?  役員報酬や地代の支払い状況 ●当初計画は妥当だったのか? ●長期収支計画は妥当なのかどうか?  マーケティング、ビル清掃などの保守管理やテナントの出店審査・条件  交渉等の総合的な管理運営業務をどうしていくのか? ●公的支援の財源はどうするのか? ●松菱跡再生計画への影響は? ●経営陣の責任は? ●市長や議会の責任は? ●経営破たんした第3セクターの債務処理に補助金を支出した当時の 下関市長に損害賠償を命じる判決が出された事例があるが、 公的支援することに法的な問題はないか? ●中心市街地計画を見直すつもりはないか? など。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■より詳しく知りたい人にために■ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 以下が市が公的支援する内容! <再開発組合に対する支援策/11億8700万円> ●再開発組合への補助金       9億2000万円 ●市が組合所有の保留床や土地取得  2億6700万円  <地権者法人に対する支援策> ●都市開発資金の貸付 総額14億6000万円  これは国の制度融資で、返す期間は25年以内で無利子。 ●金融機関からの融資の利子補給  返済期間30年で、最大4億8200万円。 *え〜〜、30年も利子補給するの?  毎年約1400万円を30年間利子補給をする。  ずるずるだぜ。  <その他> 公共公益施設の整備が必要になった場合は、床の借上げを検討。   *これまでに3階分の床を買っているのに、まだ買うの?  床はただ買うだけでは済まない。公的施設として使えるように  改修しなくてはならないし、維持管理費、人件費など毎年かかる  ものも手当てしなくてはならなくなるのだ。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <公的支援をする理由> ●「公益上の必要性から、市民の福祉の維持増進を図るために支援する」 公益上の必要性として以下5つを理由にあげている。 1.この再開発事業は、浜松市の重要な都市政策である。 2.多くの市民が望む「快適で賑わいのある中心市街地」の活性化に   寄与する。 3.松菱跡再生事業を促進し、2核1モール型商業施設の実現に寄与する。   公的支援を行わないと、破たんは避けられなく、さらに西館、松菱   跡再生にも影響する。 4.子ども館、パレットがあり、この公共公益施設の保全を図る必要が   ある。 5.政令指定都市の実現で求められる中枢性の強化に寄与できる。 ●地権者法人から提出された長期収支計画は、専門機関の了承を得たこと ●この支援は、本誌の他の事業を中止、縮小するといった影響を及ぼすこと なく財政運営が可能な予算措置である。 *浜松の財政って、厳しいんじゃなかったけ? ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ●「おや?」と思うことが政治のはじまり   課題を解決するために、「道具」を使いこなそう。     アクション2/課題を洗い出す ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  「おや?」「困った!」「これってなぁに?」「何か変じゃない?」と 思うことが政治のはじまり。 気づいたことを解決していくには、誰かに頼っていても、待っていても 変わらない。アクションしていこうよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <課題を洗い出す> 「おや?」と思ったり、困っているのはあなただけではありません。 まわりに聞いてみてください。 「私もそう思っていた」という方がいるはずです。 そして、隠れている「課題」を見つけ出してみましょう。 <方法> ●仲間をつくろう。(でも、2人でもOK) ●アンケート調査・意識調査をして、「数」にしよう。 ●小さな声が大事   〜ワークショップ、グループインタビューをする。  つぶやきも形にしよう。 ●他都市の状況、事例も参考として調べてみよう。 ●専門家の意見を聞いてみよう。  結構直接でも、メールでも、答えてくださる専門家の方  多いですよ。駄目もとで聞いてみるのも手。    ●調べた情報を発信し、多くの人と共有をしよう  ホームページの開設、ニューレターの発行など ●そして、仲間だけでなく、いろんな人と議論や実験を積み重ねよう。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ <議員の使い方> 浜松市の議員には、1人あたり月額18万円の政務調査費が会派 ごとに支給されている。今後は、議会会派からNPOに調査研究委 託ということがフツーになるかも。  *会派とは、議会の中の同じ考えの人たちの集まり ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ <一緒にアクション!> 今年度も、めぐみは政務調査費を使い、NPOの方々と一緒に 調査研究しています。 ひとつは、障害者福祉について調査研究する  <とも生きプロジェクト> もうひとつは、親たちの思いやニーズを調査研究する  <おやおやプロジェクト>だ。 来年度、一緒に調査研究する団体を募集します!! やりたいテーマを教えてね。  megu@megumi-happy.net ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 市民の力で、浜松をもっとよくする! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ <ただいま 調査中>  ●平成16年度当初予算  ●浜松市知的障害のある児童(者)に関する居宅介護等事業(ホームヘルプ   サービス)利用基準について  ●浅間温泉ケアタウン構想   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ <市民イベント案内> ================================      Nature Clean作戦のお知らせ     3月度は「天竜川河口」です!! ================================  『ネーチャークリーン』は月一回、周辺の川や海岸の清掃を行っている ボランティアグループです。「浜松の自然の美しさを取り戻したい」という 事を目標に、2002年6月から始まりました。  3月の清掃場所、天竜川河口は発泡スチロールやビン、缶、ペットボト ルがたくさんあるうえに、重量のある不法投棄物が多く、昨年同様苦労 しそうです。若くて力のある人たちにも参加を促して、将来を背負って 立つ若者たちとの、問題意識の共有化ができるきっかけにしたいと思い ます。  川や自然の汚れは、周りの住民だけの問題だけではなく、市民みんなの 問題です。 いろいろな地域の人が参加する事で、周りの住民も参加するようになり、 より大きな力となります。皆さんもご家族、友人等に声を掛けて頂き、 一人でも多く参加するようご協力下さい。 安全には十分注意して活動していますが、「小さな親切運動」を通じ 保険にも加入しております。河岸にはヘドロが有るので、長靴を履いて 参加下さい。 欲しい方には事務局で用意しますので事前に連絡ください。 ■日 時 : 3月21日(日) 9時〜11時  ■集合場所 :   天竜川河口西岸  ■清掃場所 : 天竜川堤防下の広い範囲 ■連絡先 : ・Rory Camp (053)472-4233           rorycamp@yahoo.co.jp      ・小 池  修  (053)441-5823           CBL25582@nifty.com      ・山口 隆義   080-3632-6254           tomyoko@ka.tnc.ne.jp ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ <<前回からのめぐみの動き>> <1月>  ○29日  安間川整備計画説明会        教育委員会定例会(傍聴)  ○30日  積志地区交番について円卓会議        かえるの会 <2月>  ○1日   きものde浜松  ○2日   アクティブ  ○3日   市民代表者会議(傍聴)        とも生きプロジェクト  ○4日   性同一性障害をかかえる人々が普通にくらせる社会環境の        整備を求める要望書(GIDしずおか)提出        姫まつプロジェクト  ○5日   民生委員推薦会  ○6日   合併・政令指定都市構想関連勉強会(全議員)        積志地区寿大学院  ■7日   新たな「地域ガバナンス」を考える(東京)  ○8日   子どもNPOフォーラムin静岡(静岡)        静岡いじめを考える会(静岡)        NPO法人ドリームフィールド説明会        西浦田楽(水窪町)  ○9日   天竜川と森林視察(天竜市、竜山村)  ○10日  法定合併協議会(傍聴)  ○11日  はままつ女性会議  ★12日  総務委員会        おかみさんの会  ○13日  障害のある児童・生徒の教育の充実を求める要望書        (アクティブ)提出  ○14日  森からはじまる地域づくり「蘇れ・北遠」        中央大学懇談会  ○15日  Nature Clean作戦        あいホールメッセ   ★16日  全員協議会 ■■■■■■■■スケジュール■■■■■■■■■■■■■■■■■■  <2月>  ○17日  あぐりフォーラム  ○18日  とも生きプロジェクト  ○19日  ザザシティ中央館公的支援について当局説明        コアスタッフ会  ■21日  行政経営フォーラム(東京)  ★23日  2月議会初日/本会議  ★24日  総務委員会(2月補正予算について)        市町村合併講演会  ○27日  教育委員会(傍聴予定) <3月>  ○1日   姫まつプロジェクト  ★3日   本会議(施政方針)議案説明  ★4日   議案説明、本会議  ○7日   きものde浜松        川原本村自治会役員のつどい  ■8日   合併・政令指定都市構想関連勉強会(全議員)  ○10日  法定合併協議会(傍聴予定)  ★11日  全員協議会          代表質問  ★12日  一般質問        公開勉強会         「公立文化施設の民営化〜指定管理者制度を中心に」  ○13日  NPO講座  ★15日  一般質問  ★16日  総務委員会(当初予算について)  ○18日  中学校卒業式  ○19日  小学校卒業式  ○22日  NPOシンポジウム  ★23日  全員協議会        本会議(最終日) ===================================================================         ◎ いっしょに アクション 情報  ●GIDしずおかから「性同一性障害をかかえる人々が普通にくらせる社会環境の   整備を求める要望書」を提出しました。関係ある庁内10課の職員と懇談し、   質問に答えながら、性同一性障害に対する理解も深めてもらった。  ●アクティブから、「障害のある児童・生徒の教育の充実を求める要望書」を   教育委員会に提出しました。   普通は、教育長宛に出すことが多いのですが、教育委員会の権限強化と情報   公開の意味も含めて、教育委員長に提出をしました。浜松では、初めてのこと   のようです。  ●浜松市政向上委員会(めぐみが所属している会派、一人会派)は、「性同一   性障害をかかえる人々が普通にくらせる社会環境の整備を求める意見書」案を   議会に提出しました。   全議員の了承が得られれば、国への意見書として、浜松市議会から提出すること   ができます。 =================================================================== >>>  みんなで楽しく政治しょう! >>>    市民の力で 浜松をもっとよくする!! =================================================================== 【めぐみ●メールニュース】 の原稿を転載し、市政を向上するために活動の 輪を広げて頂くことは、歓迎していますが、転載・複写・引用する場合は、 megu@megumi-happy.net まで、ご一報ください。 配信中止を希望する方はお手数ですが、上記アドレスにご一報ください。 =================================================================== 【今日の一言/来年度予算については、次回報告します】 =================================================================== めぐみ●メールニュース/040217号(随時発行) 事務所:浜松市半田山2-5-10     TEL/FAX 053-431-1511     E-mail: megu@megumi-happy.net       http://www.megumi-happy.net <内部資料> ============================================ megu news ==========