【めぐみ●メールニュース/040925】 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 少しは和らいだといえ、まだまだ残暑厳しいですね。 それでも、スーパーに行くと、芋、栗、きのこなど秋の味覚がいっぱい 並ぶようになってきました。 そうそう、初夏に漬けた「めぐみ特製・梅酒」もそろそろ飲み頃になっ てきました。 ごっくん「食欲の秋」を満喫した〜〜い。  (あっ!ダイエット計画はどこにいったのかってつっこまないでね) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ <<<<<<CONTENTS>>>>>>>>>>  ●一般質問を最大限活用する方法  ●花咲かせ!市民の力で立ち上げたイベント開催/パート2  ・その時どうする?わが子のいじめ、不登校、問題行動    〜子どもを被害者にも加害者にもさせないために〜  ●市民イベント  ・しずおか木使い県民運動協賛行事/NO3    <森に行きませんか>  ●<ただいま 調査中>  ●前回からのめぐみの動き  ●スケジュール  ●【今日の一言】 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ●一般質問を最大限活用する方法       私らしく、質問できました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  浜松市議会では、本会議場で議員が執行部に市政全般について質問を する「一般質問」は1人年に1回。ここで何を聞くか、毎回頭を悩ませ る。質問したいことは山程あるけれど、普段の活動や常任委員会ででき るものは避けたいし、他の議員が聞くようなことでは意味がないしとテ ーマを決めるだけでも時間がかかる。でも、質問をめぐって市や職員と の綱引きはとっても楽しい。  議会の始まる2週間も前から次から次へと職員が「うちの課に質問あ りませんか?」と御用聞きのように回って来る。「それよりも、この間 話しをしたこと進んでいる?進んでいないのなら、質問で取り上げよう かな〜」と軽くプッシュ。それだけで、2ヶ月も棚上げになっていたこ とが急に前に進むのだから、いまいましいけれど、この機会を使わない 手はない。  質問の概要は提出するけど、質問原稿は見せる必要はない。でも、私 は耳慣れない新しい問題を取り上げることが多いので、今回から事前に 渡し読んでもらうこととした。実は最初の原稿は事前に理解してもらう ためのレクチャー用。優秀な職員たちは数日で資料を集め、読みこなし 議論できる体制になる。具体的な質問を投げかけ、目指すべきゴールを 担当職員と共有し、バリアになっていることを確認する。それを最終原 稿にまとめる。このようなプロセスを踏んでつくった質問は、予想以上 の効果がアリアリ。もちろん、スムーズにできたものばかりじゃないけ ど。  できた原稿を議場で読むだけで終わりにしたらもったいないじゃん。 再質問するからと宣言(脅し?)し、その内容まで伝え、また議論する。 これまでは答弁が終わった後で再質問の内容を考えていたけど、「先の 答弁で述べたとおりです」と逃げられたこともあり、その場で困らせる より、理解してもらう方が効果的と根本から手法を変えた。 会議録に載った質問答弁をその後の日々の活動の中で「本会議で市長が こう言っているから」と使いこなせれば、もう完璧だぁ! ================================== 今回の5つの質問を、答弁の紹介ともに、解説するね。 ●新たな政策課題として、「団塊の世代への戦略的政策」を総論で市長 にまず聞いた。 これは答弁の中身が問題ではなく、これまで、行政はマーケティング的な 発想が欠けていることが多いので、これからはこうした視点も必要じゃな い?という意味で聞いたものだ。 他の自治体の中では、都市戦略として、団塊の世代に注目をし、施策展 開をしているところがある。 例えば、 じっくりした学びを求める団塊の世代のために、生涯学習のプログラムを きちんと用意し、まちづくりを担う主体者としての市民を育成する、 公共サービスを思い切って団塊の世代にワークシェアリングをする。 小・中学校児童生徒の対応や子育て支援にその力を発揮できる場をつくる。 これまでの仕事の経験を活かして、地域の課題を解決するコミュニティビジ ネスにチャレンジする人たちの支援などだ。 これからは、国が与えてくれる政策を待つのではなく、市自らがわが町を 分析(今回の場合は、人口分布分析)し、必要な政策を組み立てていく必 要があると私は思う。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●「発達障害のある子どもたちと家族支援」は、先の「一般質問の効果的 活用手法」を存分に使って、質問したものだ。 関わる課は4課。よく実態を把握しているところもあれば、初めて言葉 を聞いたというところもあった。毎日のように議論をし、施策の必要性 を自らが理解してくれるようになった。 再質問の「いまある施策、事業、施設を発達障害のある子どもや家族の 支援の視点から、再度見直し、再構築するつもりか。その際、親の会な どの当事者の声を聞くつもりはあるか」に、前向きの答弁を引き出すこ とができ、今後のきっかけになったと思う。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●「開かれた教育行政を目指して」 地方分権社会といいながら、まだまだ教育は中央に頼りっぱなし。 教育行政の企画?広報・広聴?と言われても、ピンときてくれない。そ の意識やそれを支えている仕組を変えたくって、質問したものだ。 担当課長と何度も議論をした。どうすれば、わかってくれるのか、 言葉を変え、資料を探し、何度も何度も話しあった。 結果、情報収集機能、広報・広聴体制の強化、政策立案機能の充実の ために、企画部門の創設をめざすとの答弁。 終了後、担当課長と「さあ、頼むからね」と握手をした。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●「保護者や地域住民が参画する学校づくりについて」は、これからの 学校の在り方を提示した質問だ。 地域住民がカリキュラム、予算、人事などの運営に参画する「地域運営 学校」(コミュニティスクール)が今後注目を浴びていくはずだが、 浜松はするのかしらとのんびり構えていて、少しも研究を始めないので、 それじゃあ困るじゃんと質問をしたものだ。 *これも、教育委員会に情報収集する仕組みがない、あるかもしれない が機能しないためだと思う。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●「指定管理者制度について 」 は、いずれそれぞれの公的施設が 指定管理者制度に移行する時に問題になる点について、聞いた。 一度に条例改正が議会に持ち込まれるので、どさくさにまぎれて、 違った方向にならないために今からくぎを打っていくからねという 趣旨のものだ。   *これだけ、書いてしまうと、来年やりにくいかしらん。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ <花咲かせ!市民の力で立ち上げたイベント開催/パート2> 「親たちのエンパワーメントをめざして」 ■親自身の力を引き出す  子どもをめぐる事件や事故が起きると、教師や専門家、政治家から「最 近の親は親としての基本が身についていないじゃないか」なんて発言がよ く飛び出てくる。それを聞く度に「最近の親」の私は、「じゃあ、どうし たらいいの?」と反発したくなる。  親は最初から上手に子育てできるのではなく、戸惑い、悩みながら、 様々な人に見守られ支え助けられて、子どもの成長とともに親として成長 していくものだ。核家族で、様々な情報が氾濫し、日々子どものニュース が報道される中で「最近の親たち」は、これまでの親たち以上に「わが子 は健やかに育つのだろうか」と常に漠然とした不安を抱えている。  確かに昨今の国をあげての少子化対策で、親、特に母親の子育て不安に ついては、社会的な認知が進み、支援の充実が図られてきた。しかし、そ の支援の方向は育児ストレスの発散や保育事業の充実に向けられ、時間を かけて親自身が持っている力を引き出し、自信をつけてさせていく本来の 意味での親支援(エンパワーメント)はまだまだ不十分な状況だ。  現実には、子どもが学校に行って直面するいじめや不登校、問題行動な どの新たな課題に対して、親はとまどい、どこにも相談できず家庭で抱え 込み、解決を遅らせてしまったケースや、親がトラブルにショックを受け、 どうしていいかわからない時に「家庭に問題、責任がある」と一方的に非 難され、家庭を追い込むことで問題が別のことにも波及して複雑になり、 悪化するケースなども出てきている。  親は予期もせぬ時にいじめ、非行、性行動、間違ったパソコンの使い方 など子どもをめぐる課題に直面する。危機はないに越したことはないけれ ど、あった場合を想定して親が対応策を心得ていれば、早期発見、早期解 決とまでもいかなくても、悩むながらも対応していくことができるだろう。 そんなことを「最近の親たち」と話しをして、企画したシンポジウムが以 下のものだ。個人参加の実行委員会スタイルで、進めている。 ぜひ、この機会に一緒に考えましょう〜〜。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ その時どうする?わが子のいじめ、不登校、問題行動 〜子どもを被害者にも加害者にもさせないために〜    シンポジウム開催します! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  いじめ、不登校、問題行動など、実際に我が子に何か問題が起きたとき、 どのように対応できるでしょうか。相談先は?手立ては?情報は?  このシンポジウムでは、親たちが今の子どもたちの社会・家庭・学校の 状況を知り、具体的なトラブル対処法を2人の専門家から学びます。 そして、問題を共有することで、学校や行政機関と家庭、地域の 連携を高めて、問題解決を図る方法をともに考えてみましょう。 ●「傷ついた子どもたちの現状と必要な対処方法」  講師/内山敏さん 臨床心理士   <プロフィール>   天竜病院精神神経科勤務、   文部科学省スクールカウンセラー。 ●「問題行動を抱えた子どもたちの現状と必要な対処方法」  講師/杉浦ひとみさん 弁護士   <プロフィール>   東京弁護士会所属   主に少年事件、犯罪被害者問題、障害者問題、DV・セクハラなどに   多く携わる。 ● 日時/2004年10月16日(土)午後1時30分〜4時30分 (午後1時から受付開始) ● 場所/浜松まちづくりセンター(浜松市東田町16)      2Fギャラリー ● 資料代/500円 ● 主催/親たちのエンパワーメントフォーラム2004実行委員会 ● 後援/静岡新聞・静岡放送、中日新聞東海本社、FM Haro! ● お問合せ・申込先/実行委員会事務局 TEL 053-431-2550 昼間       053-426-3645 夜間 ※ 当日参加もできます ※ 託児/子ども1人500円(事前申し込み) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ しずおか木使い県民運動協賛行事/NO3     <森に行きませんか> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 浜松市民の飲み水「天竜川」上流の森林王国「龍山村」森の手入れ 「林業」・「木」が製品となる製材の仕事をみせていただき龍山村 「白倉」で、地の食材のお昼をいただき、「天竜川」の支流「白倉 峡」をのぞいて秋の一日天竜川上流域の森林地帯を感じてみませんか? 【日時】 10月30日 (土)?8時 ?8時50分〜16時 龍山村出発予定    ?・?どちらかの集合場所にてバスで乗り合わせていきます。 【集合場所】   ? 静岡県浜松総合庁舎駐車場 8時集合  駐車可     ? 静岡県北遠総合庁舎駐車場 8時50分集合  駐車可 【定員】 小学生以上の子と親 先着22名   【参加費】大人(昼食込み)2,000円・小人(昼食込み)1,700円           ※大人の参加者は、必ず昼食込みでもうしこんでください。      小人(昼食なし)500円 【申し込み・問い合わせ】      申し込みをされた方には後日詳細をお送りいたします。  〒430-0845  浜松市中田島町1530   島 久代 TEL・FAX 053-442-4391(夕方6時〜)             E-mail shimafmy@inh.co.jp 【持ち物】 水筒・子ども用のお弁当(必要な人)・筆記用具・ごみを入れる袋 【服装】  長袖・長ズボン・運動靴・(遊歩道が急です。) 主催:根っこの会  後援:浜松市教育委員会   協力:龍山村森林組合 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ <ただいま 調査中>  ●12市町村の公立幼稚園サービス状況    (めぐみHPのどんなまち?プロジェクトに中に掲載)  ●公立幼稚園の給食について  ●小中学校の防災訓練について  ●地方分権化における社会教育の在り方について  ●浜松市音・かおり・光環境創造条例について  ●平成15年度決算について *前回、「三位一体改革」の漢字変換ミスがありました。  訂正し、おわび申し上げます。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ <<前回からのめぐみの動き>> <9月>  ○12日  敬老会(半田団地、有玉団地)        着物 DE 花博  ★13日  全員協議会        代表質問  ★14日  一般質問        コアスタッフ会  ○15日  全国都市緑化祭記念祝賀会  ○16日  アクティブ        全国都市緑化祭(花博)  ★17日  一般質問        姫まつフォーラム  ○19日  障害のある人の防災と避難を考えるシンポジウム  ○20日  積志地区敬老会  ★22日  総務委員会        積志中・中郡中運動会  ○23日  まちはびっくり箱だぁ!実行委員会  ○25日  有玉小運動会        お月見コンサート ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ <<これからのスケジュール>> <9月>  ○26日  姫まつフォーラム        有玉幼稚園運動会  ○28日  積志小運動会  ★30日  全員協議会        本会議(最終日) <10月>  ★1日   合併勉強会  ○2日   橋爪幼・万斛幼運動会  ○3日   着物 DE はままつ  ○6日   法定合併協議会(傍聴予定)  ○8日   アクティブ勉強会  ○9日〜10日        北京JAC全国シンポジウム(大阪)  ○11日  まちの良いトコ探検隊        (まちはびっくり箱だぁ!プロジェクト)  ★12日〜14日        総務委員会視察(仙台、福島、川崎)  ○16日  親たちのエンパワーメントフォーラム2004  ○17日  大瀬地区運動会 ===================================================================     >>>  みんなで楽しく政治しょう! >>>    市民の力で 浜松をもっとよくする!! =================================================================== 【めぐみ●メールニュース】 の原稿を転載し、市政を向上するために活動の 輪を広げて頂くことは、歓迎していますが、転載・複写・引用する場合は、 megu@megumi-happy.net まで、ご一報ください。 配信中止を希望する方はお手数ですが、上記アドレスにご一報ください。 =================================================================== 【今日の一言/今回はおしゃべすぎたかな。】 =================================================================== めぐみ●メールニュース/040925号(随時発行) 事務所:浜松市半田山2-5-10     TEL/FAX 053-431-1511     E-mail: megu@megumi-happy.net       http://www.megumi-happy.net     http://blog.livedoor.jp/megublog/ <内部資料> ============================================ megu news ==========