【めぐみ●メールニュース/051212】
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    こんばんは。

    ニュースで御存じのように、12月9日(金)の午前、県迷惑防止条
    例違反の疑いで、浜松市議会のベテラン議員が書類送検されました。


    本来なら11月議会中ですので、議会で議論されていることを報告
    すべきですが、今回のメールニュースはこの件について報告をし、
    この問題を掘り下げてしてみたいと思います。

    5年前に私が受けた辛い体験が活かせるようにしていきたい。

    ■議会の中の性差別を考える
    http://www.megumi-happy.net/research/sekuhara.html

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    <<<<<<CONTENTS>>>>>>>>>>
     ●「わいせつ行為の疑いの浜松市議、書類送検」を考える
     ●<ただいま 調査中>
     ●前回からのめぐみの動き
     ●スケジュール
     ●【今日の一言】
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    ●「わいせつ行為の疑いの浜松市議、書類送検」を
                        考える

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    <うやむやにするわけにはいかない>

    ●新聞記事から始まった。
     8月12日水窪町に遊びに行っている時だった。静岡新聞の「浜松市議 
    女性の体触る」の記事を読み、びっくり。本当のことだったら、絶対
    許せない。何らかの行動をしたい。


    ●機を逸してしまった。
    でも、新聞に本人の「議員辞職することも考えなければならない」との
    コメントがあり、自ら辞めるのであれば、それを待っていようとしたことや
    また衆議院選挙が始まってしまって、動きに動けなくなってしまったこと
    などで、機を逸してしまった。

    選挙が終わったら、とか、10月中には警察が動くようだとの情報は入って
    はきたが、すべてからぶりに終わり、胸にずっとつかかったまま、日だけ
    が過ぎていく。

    ●市民からの問い合わせ
    「同じ女性なのに、なぜ何もしないの」という言葉は痛かった。。警察に
    電話しても「調査中」というだけ。何をどう動いていいのか、わからなか
    った10月、11月。
    「力があれば、うやむやにできちゃう」社会にはしたくない。

    でも、行動することで、5年前のように誰かがバッシングを受けるような
    ことにはしたくないぞ。

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    <ようやく動いた、動かした>
    ●このまま、うやむやにしてはいけない。
     今年中になったとかしないといけない、年を越してはいけないと、4人
    いる女性議員で話しあった。結局、1人抜け、3人で議長に申し入れを
    しようということになった。

     新聞報道や市民からの問い合わせがあった以上、議会という組織として、
    何らかの動きをするのは当然だろうと、それを申し入れようということに
    なった。自分の会社の社員が新聞沙汰になれば、会社として何らかの動き
    をするのは普通のことだ。

     ちょうどいいタイミングで、中日新聞にこの事件報道に触れる投書が
    5日月曜日掲載されていた。「よし」決まると早い。バシバシ書類をつくり、
    各会派に話しに行き、3人揃って議長に申し立てをした。それが7日水曜
    日。議長は「署名、捺印のある書類を受け取った以上、組織の責任者と
    して、きちんと対応したい」と。

    そうした一連の行動がきっかけになったらしく、警察が動くようだとの
    報道あり。

    そして、9日金曜日浜松中央署から静岡地検浜松支部に書類送検。

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    <何が問題か?>

    ●意外と軽い性暴力への罰則

    今回の容疑は、県の公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止
    に関する条例(県迷惑防止条例)の第2条 粗野又は乱暴な行為の禁止
    の第1項違反。

    第2条第1項
    何人も、人に対し、道路、公園、広場、駅、船着場、興行場、遊技場、
    飲食店その他公衆が出入する場所(以下「公共の場所」という。)又は
    汽車、電車、乗合自動車、船舶その他公衆が利用する乗物(以下「公共
    の乗物」という)において、人を著しく羞恥させ、又は不安を覚えさせ
    るようなみだらな言動をしてはならない。

    罰則は、6ヶ月以下の懲役又は50万以下の罰金。

    しかも、今はまだ「書類送検」の段階だ。

    書類送検後、検察官が起訴、不起訴、起訴猶予(不起訴の一種)するか
    どうか判断をする。初犯だったり、罪を認めて謝罪していたり、示談が
    すんでいると起訴猶予(つまり、不起訴)になることが多いようだ。

    ということは、起訴にならないからと、事実はなかったということにな
    らないということ。

    また、性的犯罪、性暴力の罰則って、意外とみな軽い。

    強かんでも、ようやく2004年法改正され、2年から3年以上の
    有期懲役になり、早稲田大学の学生サークル「スーパーフリー」
    の事件があって、集団強かんが4年以上になったところだ。
    女性の一生を駄目にするような犯罪がこんなに軽くていいのだろうか。

    ●酒を飲んでいて、記憶をなくしたら、何をしてもいいの?

    市議は、「酩酊していて覚えていない」とのコメント。

    飲み過ぎという自己コントロールができていない責任は、自分が
    背負わなくてはならないのではないか。また、記憶のない時の言
    動にも、責任とらなくっちゃいけないと思う。
    酔っ払ってさえいれば、犯罪を犯しても咎められない社会は
    不安いっぱいの社会だ。

    こうした言い訳、いい加減にして欲しい。

    まして、信頼されるべき立場の議員が、酔っていて覚えていない
    から許されるなんて、許されません。

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    <大事なことは、被害者の人権>

    ●被害者が、これ以上傷つかないように

    申立をして、一番気になっていたのが、被害を受けた人の気持ち。

    申立をしたことで、警察・マスコミさんが動き出すのではないかという
    予想された。実際にそうなった。

    再度、事件詳細が報道されること、また加害者の勝手な言い訳だけが
    掲載されること、加害者が認めないこと、それを支持する人の話が
    出てくることで、被害者に2次被害が及ぶのではないかと危惧している。

    また、この事件が起訴されて刑事裁判になれば、被害者は法廷で辛い
    事実を語らなければならない。市議が行為を認めなければ、何度も被
    害者は傷つくことになる。

    もう傷ついてもらいたくない。

    被害者の方の心の傷をこれ以上深くすることないよう、事件の早い
    終結になるよう願う。



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    <これからの動き>
    ●議会、会派としての責任

    議会という組織として、市民に説明できるように、対応を検討していきたい。
    また、所属している会派(ましてや、会派の会合の2次会なんだから)として、
    どのような責任をとるのか、要求していきたい。

    また、議会で「辞職勧告決議」をするのもひとつの方向かなと思う。ただ、
    この決議には、強制力がなく、あくまでも自ら辞めることでないと、辞職
    できない。ある市では7回も辞職勧告決議を受けても、辞めていない議員
    がいるそうだ。

    21日までの11月議会の会期中に、何とか市民への説明責任ができるように
    動いていきたいと思う。

    >みなさんの意見をぜひ聞かしてください。


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    <申入書の内容>



                          平成17年12月 7日
       
    浜松市議会議長 田中満洲男様
                    申 入 書
                              浜松市議会議員
                                 小沢明美
                                 鈴木 恵
                                 小黒啓子



     貴職におかれましては、日頃より議会の円満な運営のためご尽力いただき、
    心より感謝申し上げます。

     さて、8月12日静岡新聞朝刊をはじめ、中日新聞、朝日新聞、毎日新
    聞、産経新聞などで「浜松市議 女性の体触る」について報道がなされま
    した。新聞報道後、私たち議員のところには、その事実関係、その後の経
    過、議会の対応等についてどうなっているかなど、多くの市民から電話、
    手紙、メールなどをいただきました。その中には「議会の自浄行動」を期
    待する旨のはがきもありました。さらに、9月1日号、11月1日号の浜
    松情報にもこの件について、掲載されています。さらに、12月5日中日
    新聞に、この事件報道について触れる内容の投書もありました。

     こうしたことから、議会という組織として、どのように対応していく
    のかを検討をし、市民の皆様に説明責任を果たしていくべきと考えます。
    よって、この扱いについて、ご配慮をいだだきますよう、申し入れをし
    ます。   



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    <ただいま 調査中>
     ●花のまち、浜松について
     ●特別職の退職金について
     ●公務員の給与について

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    <<前回からのめぐみの動き>>
    <12月>
     ○1日   万斛幼稚園生活発表会
           はままつブログ村大忘年会
     ○2日   浜松ベンチャービジネスエイド
     ■3日   日本発達障害ネットワーク設立記念フォーラム(東京)
           佐野けいこさん(静岡市議)の冬の定例会(静岡)
     ○4日   自主防災隊合同訓練
           ガラ紡機保存会結束会
           松田バレエリサイタル
     ★5日   議会運営委員会
     ★6日   全員協議会
           本会議・代表質問
     ★7日   本会議・一般質問
     ★8日   本会議・一般質問
           アクションシニアタンク定例会
     ★9日   本会議・一般質問
     ○10日  UDフェア
           積志地区自治会懇親会
           アクティブ定例会
     ○11日  はままつ子育てネットワークぴっぴ設立総会
     
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    <<これからのスケジュール>>
    <12月>
     ○12日  ハーチフルバッチ制作委員会
           まちなかテント会議
     ○13日  浜松起業家塾
     ★14日  総務委員会
     ○15日  教育長と懇談
     ○16日  三地区要望書を宮本助役に提出
     ★20日  議会運営委員会
           基地対策協議会
     ★21日  全員協議会
           本会議・採決
           議員親睦会
        
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    >>>  みんなで楽しく政治しょう!

    >>>    市民の力で 浜松をもっとよくする!!

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    広げて頂くことは、歓迎しています。ただし、転載・複写・引用する場合は、
    megu@megumi-happy.net まで、ご一報ください。

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    【今日の一言/誰にも、幸せになる権利がある】
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    めぐみ●メールニュース/051212号(随時発行)
    事務所:浜松市半田山2-5-10
        TEL/FAX 053-431-1511
        E-mail: megu@megumi-happy.net  
        http://www.megumi-happy.net
        http://megu.hamazo.tv/

    <内部資料>
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