【めぐみ●メールニュース/090828】
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こんにちは。

朝夕涼しくなってきました。
30日はいよいよ衆議院選挙。選挙に行きましょう!

そうそう、11日の地震、びっくりしましたね。

浜松はほとんど被害がなくてよかったです。これを機会に再度ご自分の
地震対策を再確認してくださいね。
基本は、住宅の耐震化、家具の固定、3日分の備蓄。

私もまだしていなったテレビの固定を早速しました。

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9月15日、10時から一般質問をします。
ぜひ、傍聴に聞きにきてね。

今回のテーマは、
「多様性を力に変え、持続可能な浜松に」。

地域経営者でもある市長に、どのように分析し、区削減の議論を始めようと
するのかをはじめ、浜松のカタチ、住民自治の今後について聞きます。

他に、NPOへの委託の適正化、社会起業家づくりをサポートする講座、
男女共同参画についての市長の考え&DV対策、若者支援などを
考えています。

今回も通告日までいっぱい悩むんだろうなあ。。
苦しいけど、楽しい。

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<<<<<<CONTENTS>>>>>>>>>>
 ●NPOの政策提言を応援します!
 ●なぜ、今行政区削減なのか、わからない。
 ●前回からのめぐみの動き
 ●スケジュール
 ●【今日の一言】

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なぜ、今行政区削減なのか、わからない。

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「行政区削減方針」という新聞見出しで、市長から、議長宛に「浜松市
行財政改革推進審議会の意見書について」という文書が提出された。

新聞を読んですでに以下のような市民からの声が届いている。

「徐々に区単位でネットワークをつなぎ、区独自の課題解決に向けて
動き始めたところなのに、近いうちに行政区が変わってしまうと思うと
腰を落ち着けて活動できない」

「区が削減されると、区の名称も変わり、また名刺や印刷物を変更しな
くちゃいけないじゃない。逆に市民の負担は重くなるよ」

「区が大きくなるほど、市民から遠くなり、顔の見えない行政が進んで
いくね」

「行政区の削減という市民生活に大きく関わることなのに、市民は
蚊帳の外なんだね」

「コストがかかるからという理由だけで、市民サービスについては
一言もないんだね」

 

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●市民は蚊帳の外●

「区の削減」については、合併協議会などの議論の経過から非常と重みの
あるものとしながら、「議会の意見交換を行う中で進めていく」と。

区割りの変更は、市民に大いに影響もあるし、関心も高いことなのに、
市民という言葉は一つも出てこない。
市民は蚊帳の外?。

●区政になってようやく2年、何を検証したのか●

区政になって、2年。ようやく形が整ってきたばかり。

市長からの文書には、「7つの区役所の設置に要する施設維持管理費、
人件費等の行政コストなどの課題があがってきた」とあるが、どこの部署が
どのように課題分析したんだろうか。お金の話だけで区削減を考えるの
だろうか?市民サービスの視点はないのだろうか。

専門職員が7つに分かれることで、ひとつひとつ区の専門性が薄まったり、
次の世代を育てて行くのが難しくなっているということは聞いたことがある。
それは、それまで普通市や町、村の職員だったので、政令市並みの専門性を
持っている職員そのものが少ないのだ。こうした問題は、別の解決方法を
見つけていかなくてはならないだろう。

区ができて、何が始まってきているか、市民の生活はどのなってきているかと
いう視点での分析はしてきたのだろうか。今回の文書を出す前に、区長から
話は聞いていないという。

●東区で起きていること●

私が住んでいる東区は、政令指定都市になって新しくできた区で、人口
12万人。
東区は、30代と0〜5歳の子どもの割合が他の区より高い。

これまでの市役所時代ではそれぞれがバラバラで動いていたため、ひとつの
家庭で起きているにも関わらず、包括的な支援がしにくかったが、区になって
社会福祉課が児童、高齢者、障害者などに関することを1課で行っているため、
連携が進み、対応が丁寧で、スピーディになった(職員はいつも忙しいそうだ)。
また、今年度から教育担当も同じフロアになったことで、今までなかなか難し
かった福祉と教育の連携が進みつつある。

相談は、ただ相手の話を聞くだけでなく、解決に向けて動いたり、関係機関を
繋げていかなくてはならないため、専門性&経験が必要だ。

また、東区では、市民が中心となって、高齢者福祉関係、子育て支援関係で
施設や市民団体のなどのネットワークづくりが進みつつある。顔を見える
関係があってこそ、助け合いの関係が生まれてくる。

●浜松は時代と逆行、地域の力を削ぐ中央集権型に?

地域協議会をつぶし、区も削減していく浜松の未来は、市役所のある「元城」
でほとんどの物事が決まっていくスタイル、中央集権型に向かっていくという
ことを意味している。

浜松の特徴、強みは、「多様性」だ。山あり、海あり、街あり、里あり、
工場地帯あり。地域の特徴が違えば、考え方も異なる。多様性を生かして
いくためには、その地域のことがわかっている人たちが、外の方々の力を
活用しながらも地域で決め、行動していく、自立的な地域を構築していく
ことが長い目で見て重要だと私は思う。誰かが決めたことに従うより、
自分たちで決めたことの方が、責任、やりがいを持ってやれるし、計画
以上の効果も上がりやすい。

効率やコスト面だけ考え、一方的に元城で決めていくと、地域の力を徐々に
そいでいく。力を削いでいけば、文句を言える力もなくなるが、自立できず
、最終的にどこかに依存しないと存在できなくなる。

まさか、それを狙っているのか??

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<意見を聞かせてください>
今年度中に、結論をだすように、行革審が言われているが、データや資料は
いっせい出ていない。

みなさんの意見、聞かせてください。

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NPOの政策提言を応援します!

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NPOが新しい公共の担い手として、注目され、行政からの委託も進んで
きている。

しかし、NPOとして一番の大事な役割は、アドボカシー(政策提言)だ。
業務委託先になっているから、行政に意見を言えないというNPOがあるが、
それはNPOの役割を誤解している。行政に言いたいことも言わないNPOは、
どんどん業者化、外郭団体化していくだけだ。

現場で作業をしてきたNPOだからこそ、わかる問題点をまとめ、政策提言し、
政策や予算に反映させていくことが浜松にとって必要。

来月、障害者施策検討委員会、知的部会のメンバーの勉強会から発足した
「浜松の福祉を考える会」(めぐみもオブザーバ−として参加)では、浜松市
ユニバーサルデザイン条例の改正案を提言するよう準備している。市民側から
条例改正の提言するのは、浜松では初めてのことではないだろうか。

めぐみは、NPOのアドボカシー、応援します。

どこにどうやって、政策提言していくのかいいか、一緒に考えます。

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<ただいま 調査中>
 ●子ども・若者育成支援推進法について
 ●NPOへの委託状況調べ
 ●皮むき間伐について
 ●住民自治、コミュニティ政策について

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<<前回からのめぐみの動き>>
<8月>
 ■7日  北遠地域視察
      遠州縞プロジェクト
 ○12日 積志中部活動壮行会
 ○13日 地域シゴトの学校について調査(静岡市)
 ■20日 皮むき間伐体験(天竜区青谷)
 ○21日 防災フェア オープニング
 ○22日 親たちのエンパワーフォーラム実行委員会
 ○23日 子ども育成条例意見交換会
 ■24日 議員研修会(静岡)
 ★25日 環境経済委員会
      コアスタッフ会
 ○26日 浜松の福祉を考える会
      東区自治会連合会 市長と区長へ要望書提出
 ★28日 全員協議会

<ブログからも発信中>======================
  http://d.hatena.ne.jp/meguhappy/

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<<これからのスケジュール>>

<8月>
 ○30日 まちづくりフォーラム

<9月>
 ○1日  総合計画策定委員会(傍聴)
 ★2日  大都市制度調査特別委員会
 ★3日  質問通告日
 ★4日  本会議(9月議会初日)
 ○5日  縄文市
 ○6日  積志小100周年実行委員会総会
 ○10日 東区交通安全
 ★11日 全員協議会
      本会議・代表質問
 ○12日 モザイカルチャー内覧会
      あいホールワークショップ
 ○13日 敬老会
 ★14日 代表・一般質問
 ★15日 一般質問
    10:00〜めぐみ質問
 ○16日 古橋広之進さんの市民葬
 ★17日 環境経済委員会
      コアスタッフ会
 ○18日 モザイカルチャー開会式
      積志中・中郡中運動会
 ○19日 親たちのエンパワーフォーラム実行委員会
 ○20〜21日
      安間川公園スマイルプロジェクト
 ○24日 多文化共生に関する勉強会
 ★30日 全員協議会
      本会議(最終日)

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【今日の一言/虫の音が夏も終わりを告げる、妙にさびしい】
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