【めぐみ●メールニュース/100430】
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こんにちは。

暑くなったり、寒くなったりと寒暖の激しい不順な天候が続いていますが、
お元気でしょうか?

さて、いよいよ、ゴールデンウィークですね。

楽しいGWをお過ごしください。

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めぐみは、比較的時間に余裕のあるこの時期を毎年1年間の目標を立て
る時としています。

調査するテーマ、プロジェクトごとの目標、そして戦略、作戦を
立てます。それと同時に市の気になる事業などを洗い出し、どう
調べていくかの企てをします。
ワクワクする面白いです。

こんなこと調べて欲しいということがありましたら、
ぜひ教えてくださいね。

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<<<<<<CONTENTS>>>>>>>>>>
 ●給食が唯一の栄養源?!
  〜子どもの貧困〜
 ●前回からのめぐみの動き
 ●スケジュール
 ●【今日の一言】
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給食が唯一の栄養源?!
  〜子どもの貧困〜
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以前、ある公共施設で聞いた話。

夏休み毎日通っている子が、お昼になっても家に帰ろうとしない。

「お昼は?」と聞くと、「いらん」と怒ったように言い、知らんぷりして
遊びを続けていると。

学校のある時は給食で栄養がとれたが、夏休みは食事が満足にとれない
子どもがいるのだ。

結局その子は、福祉サイドに繋げてもらったが、こうしたお子さんが増えて
いるような感じだ。
(これから、数字で出せるように調査をしたいと思う)

日系ブラジル人の子どもたちは、親の失業により、学校に通えなくなったり、
毎日の食事すら満足に食べれなかったりしている現状もある。

 

内閣府によると、子どもの貧困率は1984年の10・09%から2002年には
15・02%に上昇。2008年は、13.7%に。

貧困率は、国民の手取り所得の中央値の半分未満しか世帯に所得がない人の
比率だ。

*最近、静岡新聞で「子どもの貧困」ということで、連載されている。

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25日、東京・立教大学で開催された「なくそう!子どもの貧困、子どもの貧困
解決元年2010」に参加してきた。

宇都宮健児(弁護士・日本弁護士連合会会長)の
「子どもの貧困の解決はあらゆる貧困問題の解決の糸口」とあいさつから
始まった。

子どもの相対的貧困率は、2009年には14.2%と。

7人に一人が貧困な状況。

どのような家族状況の下にいようと、子どもには必要な養育、教育を受ける
権利があり、社会が等しく保障されなくてはならない。それが疏外されて
いるのが、子どもの貧困。

子どもの視点から貧困をとらえると、「落ちこぼれ」ではなく、社会が
「落ちこぼし」をしているのだ。

社会的不利益を抱えたまま、大人として15歳などで社会へ押し出していく
子どもたちがいる。

そして、貧困は、世代を超えて連鎖する。

●医療現場からの報告。

新生児集中治療室から、自宅でなく、乳児院に移る子がいて、その6割が家庭が貧困。

●保育現場からの報告。

荒れる、すねることしか、表現できない、子ども。どの職員より長い時間保育園にい
る子ども。底無しの不安感。

暴れちゃダメでは解決できない。どうして暴れなくてはならないかを子どもに沿い、
聞いていると。

●学校からの報告。
治療にいけない、給食費が払えないなどの気になる子どもたちが増加。
教材のお金が払えない。以前はあった地域の助けもなくなってしまった。

給食のない夏休み、体重の減る子がいる。一日の栄養が給食だけの子がいる。

●フリースクールからの報告

高校無償化になっても、フリースクールに通う子どもには適用されない。
「お金の心配なくどこでも学べるように」

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子どもの貧困は、まだまだ「見える」状態にない。

浜松でも「準要保護者」を平成21年度末、小中あわせて3030人を見込み、
補正予算を組んだ。平成19年度決算からすると、611人も増加している。

まずは、浜松の子どもの貧困状態を「見える化」し、多くの人と共有していく
ことが必要だと思う。さらに、その受け皿をつくっていかなくてはならないと
思う。

今年度は、「子どもの貧困」にも目を向けていきたい。

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まずはお互いのことを知ることから始まる

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先日、バス事業者さん(遠州鉄道)と障がいのある利用者さん、そして市の
担当者(交通政策課、ユニバーサル社会・男女共同参画課)との意見交換が
行われ、同席した。

浜松は、平成9年国からのオムニバスタウン構想を受けて、低床バス導入が
進んでいる。現在360車両のうち、220車両がオムニバス(低床バス)だ。

が、一同に会するのは、初めてのことだ。

どんな話になるのか、ドキドキしたけど、ざっくばらんにという司会役の
職員のリードで、いろんな話にいきながらも、楽しく、有意義な会となった。

 

まず、車椅子利用者から、4月のバス時刻表の改正により、オムニバス
(低床バス)の時刻が変わり、週1回利用が不便になったと声があがった。

バス事業者さんから、定期的な利用には配慮するようになっていたが、
今回ご迷惑をおかけしてすまなかったとのですぐに対処してくれることに
なった。

その後、バス事業者さんから、低床バスと通常バスの構造の違い、ダイヤ編
成の仕方などの説明を受けた。

オムニバスと印がなくても、オムニバスがくるのはなぜ?という素朴の疑問が
あがった。

ダイヤには、学校開校日と学校閉校日(夏休み、冬休み、春休みなど)があり、
閉校日ではバスの便が少なくなる。閉校日でなくなる便がオムニバスであっても、
閉校日には走らないので、印がつけらないそうだ。

だから、印がなくっても、オムニバスが来ることがあるのだ。

なるほど。

予約に関して、意見があがったんだ。事業者さんから、今日は担当課ではない
ので再度こうした会をもとうと言ってくださった。うれしい申し入れだ。

車椅子利用者の方が、バスの乗り降りの際に感じている乗客や後ろの車の人
から冷たい視線を常意感じていること、さらに運転手さんの負担を感じながら
利用していることを聞き、はっとさせれらる話でした。私たちひとりひとりが
障がいのある方に優しいまなざしを向けることができているのか、考えさせ
られた。

知的障がいのある子どもさんの親からは、とても親切にしてくれ、配慮して
くれている、感謝しているとの発言があり、「じゃあ、みんなで障がいの
ある人に優しい運転手さんを表彰しようよ」って話に。

「誉める」っていう市民活動もいいよね。

ぜひ、やりましょう。

お互いをまず知ることから始めよう。

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<ただいま 調査中>
 ●非常勤職員、有償ボランティアの待遇について
 ●子どもの貧困について
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<<前回からのめぐみの動き>>

<4月>
  ○18日  ボーイスカウト浜松第22団育成会総会
  ○20日  浜松の福祉を考える会
  ○22日  東区区長と議員の懇談会
  ○23日  浜松市中央倫理法人会モーニングセミナー講師
        バス事業所と浜松の福祉を考える会の円卓会議
        作業所連合会・わ 定期総会
  ○24日  中郡小学校PTA懇談会
  ■25日  子どもの貧困解決元年2010(東京)
  ○27日  コアスタッフ会

<ブログからも発信中>======================
  http://d.hatena.ne.jp/meguhappy/

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<<これからのスケジュール>>
<5月>
  ○1日   中郡中PTA懇談会
  ■6日   「子どもの権利を考える」シンポジウム(静岡)
        改革派議員の会(仮)(名古屋)
  ○7日   大瀬小防犯パトロールボランティア発足式
  ○8日   積志地区社会協議会総会
        まちはびっくり箱だぁ!実行委員会
  ★10日  大都市制度調査特別委員会
  ★12日  環境経済委員会
  ■13〜14日
        地方自治経営学会(東京)
  ○16日  介護者サロン リラの会
        手をつなぐ育成会総会
        親たちのエンパワーメントフォーラム
  ★17日  全員協議会
  ○18日  遠州縞プロジェクト 工場見学
  ○21日  東区区長と議員の懇談会
  ○22日  IT交流会(静岡)
  ○23日  全国女性議員の会(東京)
  ★24日  全員協議会
        本会議(初日)
  ○25日  コアスタッフ会
  ○27日  浜松の福祉を考える会
  ■29日  市民と議員の交流会(北九州市)
  ○30日  浜松地区肢体不自由児親の会
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