【めぐみ●メールニュース/100609】
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こんばんは。

今日は早い時間にメールニュース発行できそうです。(笑)
まだご飯食べてないので、お腹がグーグーなっているけどね。

このメールニュース、11年以上なるんです。
元気に続けてこれたのは、読んでくださっているみなさんがいたおかげです。
本当にありがとうございます。

1ヶ月に2回ほど、じっくりまとめて書くことは自分自身の成長につながって
いると思います。

ブログやツイッターもいいけれど、やっぱりメルマガならではのゆっくりな
つながりも大事だと思います。

さぁて、今日も元気にメールニュースいきま〜〜す。

 

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<<<<<<CONTENTS>>>>>>>>>>
 ●家族介護者を支えるために
   全国初の介護者支援ネットワーク発足
 ●議員定数削減で、質の向上はかれるか?
        多様な声を市政に反映できるか?
 ●市民イベント/第二回 遠州綿紬ぬくもり市
 ●前回からのめぐみの動き
 ●スケジュール
 ●【今日の一言】
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家族介護者を支えるために
〜全国初の介護者支援ネットワーク発足〜

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タレントの清水由貴子さんが母親の介護に行き詰まり、自ら命を絶った事件、
覚えていらっしゃいますか?

介護に苦しみ、殺人を犯した事件、心中事件、後を絶ちません。
「介護うつ」と介護のストレスが原因で身体や精神を病んでいるケースも
少なくありません。また介護のために失業や転職をしなくてはならず、
経済的に困窮するケースも多いようです。

介護保険制度が導入されて10年。介護の社会化進んできた一方、介護保険
では適用されないケースや使いたくても経済的に無理な場合もあり、家族の
介護者の負担は相当なものがあります。
しかし、在宅で家族の介護を担う人の多くが肉体的にも精神的にも疲れきって
行き詰まり、過酷な状況にあるのにそれが社会問題として認識されていない
状況です。

先日、東京で開催された「ケアラー連盟」の発足会に参加してきました。
全国で初の介護者支援のネットワークです。

ケアラー(介護者)とは、高齢者介護だけでなく、障がい者介護、病気の看護を
無報酬でする人たちを指しています。

発足会では、連盟の趣旨説明の後、3人のケアラーの経験談を報告されました。

自分が生まれる前から統合失調症を患っていた母を一生介護し続けた父を持った
息子さん(今は成人している)。

両親の介護で仕事を辞めざるを得なくなり、ストレスから自殺までしようとした
娘さん。

21歳なる「一見健康そうな」息子の知的障がいと自閉症に振り回されたお母さん。

どのお話も、胸が苦しくなりました。

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日本福祉大学の湯原悦子准教授からは、「介護疲れの殺人」の現状が報告されました。

1998年から2009年までの12年間に報じられた「介護殺人」は454件、
461人が死亡。加害者は男性約7割、被害者は女性約7割。加害者自身も病気や
体調不良など、加害者自身何らかの支援を必要としていた事例は42%と半数近く
を占めていた。

介護者自身、支援を必要としている人が多いことが明らかで、介護を苦に殺人または
心中をする事件を減らすためには介護者支援の充実は欠かせない。

介護保険法を根拠とする家族支援事業は、任意事業であり、自治体には行われなけれ
ばならない義務はない。

介護者自身の身体的、精神的状況等を正確にアセスメントし、その結果に基づいて適
切な支援を提供していくことが必要だ。

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●その後、静岡大学の三富教授から、介護者支援の国際動向の報告がありました。

経済生活の維持(自治体への雇用、老齢年金の保障、介護費用の所得税控除など)、
仕事と介護の両立、サービスの利用、心と体の健康維持、休日や休暇の享受などが諸
外国で介護支援として実施されている。

●最後に、「介護を必要としている人も介護者も、ともに自分の人生の主人公になれる
共生の社会をつくることをめざして」と「ケアラー(家族など無償の介護者) 連盟結成
宣言」が採択されました。

<感想>
子育て支援では、子育て家庭支援が重視されているが、介護(高齢、障害、病気など)
では家族介護者への支援が薄いこと、社会的に認められていないことに改めてショッ
クを受けました。

少子化、晩婚化で、子育てと介護が一緒になる家族、10代20代で親の介護を看なくて
はならなくて、就職できなかった人、老老介護など、様々な家族があることは容易に
想像できます。

浜松においても、介護者支援の視点を政策に反映させていきたいと思います。

同じ会場にいた杉並区議から、さらに他の市町村の取組状況などの情報をいただきま
した。9月議会での一般質問に向けて、さらに調査を進めていきたいと思います。

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みなさんの介護体験、教えてください。
どんな支援があるとよかったですか?今、あるといいですか?

お待ちしています。

追加/子育て支援の情報って、ネットでもたくさん手に入れることができる
ようになったけど、介護者支援の情報ってあまり見つからないの。
まずは、情報支援からかな。

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議員定数削減で、質の向上はかれるか?
        多様な声を市政に反映できるか?

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現在、市議会の定数削減が議論されている。現在54を46〜50にする
という。

経費削減、行革という視点だけで、削減していいのだろうか。経費削減なら、
一人当たりの報酬を下げるという方法だってある。

定数削減推進派は、定数が減ることで経費削減と質の向上が図られると言うが、
果たしてそうであろうか。

市民の方からも「議員の数が多すぎる」と言われるが、その方の頭の中では
「無駄な議員が多い」「仕事をしない議員が多い」という認識があるからだろう。
定数を削っても、質のいい議員が残るだろうか。

地方議会は、様々な人たちの意見を代弁していかなくてはならない。少数派
だからと言って、困っている人の声無視されてしまうのは困る。

定数が削減されると、立候補できる人は、お金がある人、大きな団体がバックにいる
人、現職の人が有利で、新人のお金やバックのない人は難しくなってくる。若者、女
性、サラリーマンなど、様々なバックボーンを持った人が市政に参加することで、市
政をチェックし、新しい政策を提案できるのではないだろうか。

チェック機能としての議会が機能しないと、「暴走執行部」の道を止められない。

民主主義を守るためには、議会が市民とともに機能することが大事だと思う。

でも、議会が信用されてないから、「いらない」「できるだけ少ない人数でいい」
って言われてしまうんだろうなあ。

 

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<市民イベント>
第二回 遠州綿紬ぬくもり市

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遠州地域で昔からつくられている「遠州綿紬」その風合いを手にとって
ご覧ください。

遠州綿紬の生地、商品の展示販売
ハギレ量り売り、ワークショップなどなど。

●日時/6月19日土曜日
 10時から16時まで

●場所/半田山二丁目24-2
浜松テクノポリス推進機構

※ぬくもり工房事務所すぐ隣。

●駐車場:無料

●主催/遠州縞プロジェクト
http://enshujima-p.net/

お問合せ先:053-489-4761 (有)ぬくもり工房 大高まで

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<ただいま 調査中>
 ●次世代環境自動車について
 ●学校の楽器メンテナンスについて

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<<前回からのめぐみの動き>>
<5月>
  ○25日  コアスタッフ会
  ○27日  浜松の福祉を考える会
        (仮)子どもの読書環境を考える会
  ■29日  市民と議員の交流会(福岡市)
  ○30日  浜松地区肢体不自由児親の会
        大瀬、中郡、積志小学校運動会
  ■31日  浜松市シティプロモーション研究会

<6月>
  ○1日   遠州縞プロジェクト
  ■2日   浜松エコハウス きづきの森 見学会(環境経済委員会)
  ○5日   積志地区青少年健全育成会
  ○6日   着物を着ましょうの会
  ■7日   ケアラー連盟発足会(東京)
  ★8日   全員協議会
        本会議(代表質問)
  ★9日   本会議(代表・一般質問)

<ブログからも発信中>======================
  http://d.hatena.ne.jp/meguhappy/

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<<これからのスケジュール>>
<6月>
  ★10日  本会議(一般質問)
  ★11日  環境経済委員会
  ○12日  大瀬中よろず会
        まちはびっくり箱だぁ!実行委員会
  ○13日  水防訓練
        しらはぎ会総会
        親たちのエンパワーメントフォーラム
  ★14日  大都市制度調査特別委員会
        コアスタッフ会
  ○16日  東区フレンズ
  ■17日  全員協議会
        本会議(最終日)
        議員懇親会
  ○18日  武生東小、積志小交歓会
  ○19日  ぬくもり市
        笠井共生センター総会
        積志地区教育懇談会
  ○21日  シティプロモーション研究会
  ○22日  浜松の福祉を考える会
        捨て犬・捨て猫ゼロの会
  ○25日  静岡県作業所連合会わ 西部地区職員研修会
  ○27日  アクティブ意見交換会
        積志地区連合自治会総会
  ○28日  東区協議会と議員の懇談会
  ○30日  遠州縞プロジェクト
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