【めぐみ●メールニュース/101130】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
こんにちは。

空っ風の季節になりました。

風邪などひいていませんか?

慌ただしい時期だけに、体調管理してくださいね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、議員の一番の仕事はチェックのはず。しかし、これまで「終ったこと
だから」とそのチェックや評価を徹底的にしないまましてきた結果、無駄
使いはいつまで経っても是正されず、同じことが繰り返されています。

そうした反省から、今、大型国際イベント、モザイカルチャーを
徹底的にチェックしています。

今回のメールニュースで書いたことは、その一部です。

「こんな使い方、許せない!」という怒りを押し込めつつ、海外出張、
食料費、委託費など、まだまだ今調査中です。

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
<<<<<<CONTENTS>>>>>>>>>>
 ●【平成21年度決算】
  4年間で、総額34億円「モザイカルチャー事業」
  説明責任を果たせ!
 ●<市民イベント>
   不登校のための進学相談会
 ●前回からのめぐみの動き
 ●スケジュール
 ●【今日の一言】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【平成21年度決算】
4年間で、総額34億円「モザイカルチャー事業」
 説明責任を果たせ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(11月18日に決算認定の反対討論したものを再編集しました)

平成21年9月〜11月に浜松市フラワーパークで開催された「モザイ
カルチャー事業」4年間で総額34億円もの事業(私が調べて初めて
わかった)でありながら、トータル決算、トータルな報告、総括が
出てきません。
仕方がないので、情報公開条例制度を活用しました。段ボールいっぱいの
膨大の量ですのですべて読み込めていませんが、おおよそまとめてみました。

●資料が出てこない●

決算審査に当たり、「モザイカルチャー事業に関する決算詳細調」を要求
しました。しかし、私たちに提出されたものは事業報告だけで、決算の
金額がひとつも入っていないものでした。これでは、「決算審査をして
くれ」と言われても、審査することができません。

2月の時点では、86万人の入場者数、経済効果179億円、雇用創出1314人、
900万円の黒字と報告されました。目標人員に達成したことは素直に「よかったね」
「頑張りました」です。しかし、それが総額でどれだけのコストをかけ、
浜松市、浜松市民にとってどうだったのか、今後への課題などを総括する
必要があります。
それをなぜ、できないのでしょう?
「出ない」「出せない」「できない」ということは、職員の能力がないのか、
職員のやる気がないのか、出すと不都合なことがあるのか、それとも組織的な
隠蔽なのか、、不信、疑問がフツフツとわいてきます。

●実は総額34億8千万の大型事業だった●

情報公開制度を使い、4年間の事業費の総額を1枚の紙にまとめることが
できました。(この紙一枚にまとめるのに、毎夜市役所を11時過ぎ
までかかっていました)

市の負担額は関連事業を入れて4年間で約18億円投入されています。
市とモザイカルチャー協会をあわせると、34億8000万円もの大型
事業でした。

‘*この一覧表、エクセルにまとめてあります。欲しい方はメールで

●赤字補填隠し?7700万円●

景気の悪化で企業からの寄付金が1億3000万円ほどしか集まらず、予定額に
達せず、約7700万円を花と緑の基金を取り崩しています。この基金は、
公金です。赤字分の補填である7700万円があったとは、一度も報告がありま
せんでした。「努力したのですが、協賛集まりませんでした。補填をお願いします」
となぜ、言えなかったのですか?不都合なことがあるのですか。隠されればされる
ほど、疑い深くなります。

●確信的フライングで始まってしまった●

そもそも、モザイカルチャーは平成18年8月9日に突如「観光客の誘致」
「地域交流の活性化」「都心の賑わい創出」「地域経済の振興」を目的に、
誘致委員会への負担金を事前執行するとの発表で始まりました。今回、情報
公開をしてわかったことですが、開催誘致計画の策定業務の委託契約898万
8000円を、議会に報告するほぼ1ヶ月前の7月12日にすでにされていました。
誘致委員会すらできていないのに、契約が先行するとは確信的フライングです。4年間
で市の負担額約18億円もかかる大型事業が検討をしっかりせずにそれいけ〜〜と「フ
ライング」で始まってしまったのです。今思うと、時間がないんだから、ちゃっと誘
致しなくては、ちゃっと上海に作品を出展しなければ、ちゃっと上海に視察団を送ら
なければ、とせかされるように、バタバタと動いていきました。なぜ、当初予算で計
上できなかったのか、今となっては大きな謎です。その時点で追求できなかったと議
会人として、私自身反省しています。

●コロコロ変わった担当部署●

 最初は、商工部中心市街地活性化事務局、その後都心政策課、国際モザイカルチャー
推進課、平成20年度になって企画部に移り、21年度に事業本部と変遷しています。今
は、公園緑地部緑政課が事務を引きついています。これだけ、部が変わっていくと、
ミッションが変貌し、書類もばらけ、全体を見ることが大変困難になります。何か、
意図があったのでしょうか?隠されているだけに、不信は膨らみます。

●国際イベントには、間接経費がかかる
〜理事の航空運賃、宿泊代、食事代、晩餐会〜●

 情報公開をしてみて、わかったことのひとつに、国際イベントは、間接経費がかか
るということです。平成18年度を見てみただけでも、国際モザイカルチャー委員
会(IMC)の理事3人が平成18年9月に2泊3日で浜松に視察に来ているのですが、
相手側の航空運賃300万円、さらに宿泊代、食事代を持ち、さらに27人分46万
2640円でホテルでレセプションを開催し、総額424万円余かかっています。

その後、浜松から上海に視察団を派遣、4人分の旅費、先方先での晩餐会、お土産のネ
クタイ代10本(!!)などで141万円支出しています。その後にも次々と海外旅費、
晩餐会代、食糧費費が計上されています。その後の年度もあったと推測できるのです
が、まだ時間がなく読み込めていません。21年度、オープン時にもレセプションがあ
りましたが、果たしていくらかかったのでしょう。

●海外出張、国内出張、どれも必要だったの?●

 また、出展勧奨、PRのために、海外出張、国内出張が市から、協会から頻繁にされ
ています。営業活動ですから、どれだけの経費をかけ、その成果がどうであったのか、
何が課題だったのか明らかにし、冷静に評価する仕組みが必要だと思いますが、総括
されていません。すべて本当に必要な出張だったのでしょうか?と疑いたくなります。
また、組織として総括されていないため、今回の経験は個人のものに集約され、組織
として共有されていきません。多くの費用がかけたものがその場限りとなり、その後
に生かされないのでは、もったいないことです。

*ex.一職員のブラジル13日間の渡航費用、1,759,360円ってあり?

●上納金は1億円以上●

 さらに、国際モザイカルチャー委員会へのロイヤリティを拾いだすと、総額1億円で
した)ほどになりました。その他、理事分の航空運賃代、宿泊代、食費代などを含める
と、多額のお金がIMC国際モザイカルチャー委員会 にいっていることもわかりました。

●イベント終了後も、関連支出続々●

表には出ませんが、イベントが終了したからといって、関連費用は今も出ています。
出展してくださった都市や海外とのおつきあい、イベントへの出展などは、馬鹿にな
らない金額になります。例えば21年度は韓国仁川の世界都市祝典に80日間に
1830万円、総勢26人が仁川に行って対応していたりしています。

●外への補助金には厳しく、中への負担金はユルい●

 今回、情報公開をしてみての感想は、外部の補助金は厳しくチェックされ、市が認
めない支出には支払われないなど対応されますが、内部への負担金は、一度出てしま
うとチェックがユルいなあと思いました。

●黒字額は発表された900万円ではなく、55万円だった●

2月の時点では約900万円の余剰を見込んでいると報告されていますが、55万
6387円でした。資料が出なかったのは、この黒字額が大幅に違うからですか?
不信は募ります。

●大型イベントなのに、総括する報告書がない!●

今回、協会からの事業報告書を見ることができましたが、市全体の報告書をずっと探
しているのですが、未だ手にしていません。ひょっとして作成していない、存在しな
いということでしょうか?

●説明責任を果たせ●

 モザイカルチャー世界博は、多額の税金投入だけでなく、リーマンショック
の景気の厳しいなか、多くの企業や団体から1億3000万円程もの貴重な
寄附をいただきました。また、市民の多くのボランティアに支えられ、自治会や
各種団体、多くの方々の協力により、チケットを販売することができました。
市民の皆さん、企業の皆さんに感謝の意を伝えるとともに、説明責任を果た
すべきではないですか?

平成20年5月議会の私の一般質問で「どこがこのモザイカルチャー事業の責任
を持って推進していくのですか、責任体制はどのようになっていますか」と質問
しました。その際、山崎副市長は、「誰かに任せるということではなく、私の
責任でやっていきたいと考えています」と答弁しています。あの答弁は、その場
限りの発言だったのですか?なぜ、責任を持って推進したのだったら、その結果を
議会に市民に責任持って説明しないのですか?なぜ、隠すのですか?トップが説明
責任を果たしていない姿を見れば、職員もそれをまねます。やはり、隠さなくてはな
らないことがあるのですか。否が応でも疑いたくなります。

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
不登校のための進学相談会
 
 <次回は、12月11日です>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あなたの周りに、不登校の子どもさんの将来について,悩んでいる方、
いらっしゃいませんか?

昨年に続いて、今年も「子ども育ちレスキューネット」が「不登校生の
ための進学相談会」を実施します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

文部科学省が発表した21年度の不登校生徒数は、全国の小中高合わせて
18万人にも上ります。そのうち5万人以上が高校の不登校生です。しかも
大きな問題点は、高校の不登校生が増えていると言う点です。保護者の
皆さんが「高校へ進学すれば」「学校が変われば」と祈るような気持ちを
持つことはごく当たり前のことですが、不登校の子どもたちの精神状態に
合った進学先を慎重に選ぶことはとても大切なことではないでしょうか。
高校へ進学したけれどまた不登校になってしまい、更には引きこもって
しまうという可能性も非常に高いのです。

ところが、不登校生の子どもたちや保護者の皆さんが高校進学に関する
現状や情報を入手することは非常に難しいのが現状です。そこで、今年も
不登校生の進学可能な全日制高校、単位制高校、通信制高校、サポート校、
高卒認定試験に関する進学説明をした上で、進路相談を受ける相談会を
開催します。

現在実際に在籍している高校生からそれぞれの学校に関する生の情報も
伝える予定でもあります。また、高校入学後の不登校、中退者にも
対処いたします。

◇主催  子ども育ちレスキューネット
(静岡県西部の子ども関係NPO団体やカウンセラーからなる団体)
◇後援  浜松市  浜松市教育委員会  磐田市教育委員会(予定)  
◇対象  不登校生や引きこもりがちな小中学生〜20代、
     またはその保護者の皆さん

◇日時・場所

●12月11日(土)13:30 〜 16:00 
   浜松市市民協働センター 第3研修室

<日程>13:15 〜 受付
13:30 〜 15:00 高等学校、高等学校卒業資格認定試験に関する説明  
15:00 〜 16:00 不登校生に関する進路およびなんでも悩み相談(個別)

◇参加費 無料、予約不要(途中参加可能です)

—お問い合わせ・当日連絡先—
    TEL080-5295-5785  (子ども育ちレスキューネット 西村)
昨年度の相談会については、子ども育ちレスキューネットブログでご覧になれます。
http://childrescuenet.hamazo.tv/

○相談会会場のご案内○ 
浜松市市民協働センター 浜松市中区中央1-13-3 TEL053-457-2616

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
<ただいま 調査中>
 ●産廃施設について
 ●認証保育園について
 ●子ども園について

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
<<前回からのめぐみの動き>>
<11月>
 ○5日  まちはびっくり箱だぁ!実行委員会
 ○7日  陽だまりフェスタ
      積志ふれあいコンサート
      着物を着ましょうの会
 ○8日  民と官の浜松若者自立支援ネットワーク(仮)
 ★9日  環境経済委員会
 ○10日 決算を読む会
 ○11日 浜松の福祉を考える会
    (交通事業者との意見交換会)
      全員協議会
      出世市実行委員会
 ■12日 キャリアサポートセンターヒアリング
      大瀬小ドリームコンサート
 ○17日 東区区長と議員の懇談会
 ★18日 11月議会本会議(初日)
      めぐみ★決算反対討論
 ○20日 積志公民館まつり
 ○20〜21日
      まちはびっくり箱だぁ!
 ■22日 北区引佐町奥山に予定されている産廃施設の現場視察
      東部中学校
 ■23日 地域力フォーラム(東京)
 ○25日 東区協議会(傍聴)
 ★26日 全員協議会
      代表質問
 ○27日 結婚式出席
 ○28日 社会福祉法人復泉会 地域交流パーティ
 ★29日 代表・一般質問
      コアスタッフ会
 ★30日 一般質問
  
<ブログからも発信中>======================
  http://d.hatena.ne.jp/meguhappy/

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
<<これからのスケジュール>>

<12月>
 ★1日  環境経済委員会 
 ○4日  積志小学習発表会
      エコモビリティ市民フォーラム
      積志地区懇親会
 ○5日  積志地区防災訓練
 ○7日  遠州縞プロジェクト
      政治deカフェ(予定/二輪車がテーマ)
 ○8日  静岡県立大学で講義
 ★10日 全員協議会
      本会議
 ○11日 不登校生のための進学相談会
 ○12日 断酒会のお酒のない忘年会
 ○13日 浜松ビジネスコンテスト
      コアスタッフ会
 ○15日 東区区長と議員の懇談会
 ○16日 浜松福祉を考える会
 ○24日 東区協議会(傍聴予定)

=======================================================   

>>>  みんなで楽しく政治しょう! +

>>>    市民の力で 浜松はもっとよくなる!!

========================================================
【めぐみ●メールニュース】 を使い、市政を向上するために活動の輪を
広げて頂くことは、歓迎しています。ただし、転載・複写・引用する場合は、
megu@megumi-happy.net まで、ご一報ください。
メールニュースを停止する場合は、megu@megumi-happy.netまでご連絡
ください。

=========================================================
【今日の一言/祝!事務所スタッフの麻衣子ちゃんが結婚しました!!】
=========================================================
めぐみ●メールニュース/101130号(随時発行)
事務所:浜松市東区半田山2-5-10
    TEL/FAX 053-431-1511
    E-mail: megu@megumi-happy.net  
    http://www.megumi-happy.net
    http://d.hatena.ne.jp/meguhappy/
Twitter @meguhappy

<内部資料>
============================================ megu news =====