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一緒に行こうよ!議会へ > めぐみの議員活動報告 > 反対討論 2007.6.29


浜松市行財政改革推進議会条例について
浜松市一般会計予算について
めぐみの反対討論
 
2007年度6月議会報告レポート   2007.6.29

 6月議会 浜松市行財政改革推進議会条例について、浜松市一般会計予算について、鈴木めぐみは一反対討論しました。(めぐみ反対討論全文)

第133号議案、浜松市行財政改革推進審議会条例の制定について、第199号議案浜松市一般会計補正予算(第1号)の反対討論をします。

浜松市行財政改革推進審議会条例の制定についての反対の理由は、
「順番が違う」というとです。

市長は「鈴木やすとものマニフェスト」というローカルマニフェストを掲げて、戦い、勝利し、浜松市の新市長になられました。マニフェストとは市民と約束をした「必ず実行する政策」です。市民は市長}ニフェストを必ず実行してくれると大変期待しています。
ですから、まずマニフェストを確実に政策に反映させるために、行政計画にうつしていかなくてはいけません。行政計画にうつしてこそ、初めて実行可能な政策になります。

今議会の代表質問で市長は「(総合計画の)基本構想、都市経営戦略を直ちに見直すことは考えていませんが、毎年度策定する戦略計画において、マニフェストで掲げた理念や具体的施策を盛り込んでいく」と答弁されています。しかし、今現在、総合計画の戦略計画はできていません。公表されていません。戦略計画にどのようにマニフェストは位置づけられているのかどうか、誰もがわからない状況です。市長のマニフェストではすべての政策について「数値目標、期限、予算・財源、工程」が明らかになっていないのですから、市長を選んだ民意に答えるたノ
も、市長は自ら早急に職員と議論を重ね「数値目標、期限、予算・財源、工程」を検討し、戦略計画を市民に示す必要があると私は考えます。個人的には、「ひとつの浜松」のアウトカム指標に何を用い、どう成果をみるのか、大変興味を持っています。みなさん考トみてください。プランができておらず、実行に移されていないものをどうしてチェックできましょう。進行管理できましょう。まず、プランが先です。

まさか、行革審に戦略計画までつくってもらおうとお思いではないでしょうね。さて、佐賀県の古川知事は、新人候補でローカルマニフェストを掲げて当選しました。初登庁からわずか1ヶ月半ほどで、ローカルマニフェストの内容と総合計画の整合性をチェックした上で、計画を改定せずに継承することを決め、計画の重点実施項目として自らのマニフェストの内容を位置づけ、議会の承認を得て、予算化するまでの作業を一気にしています。

4年しかない任期の中で市民と約束をした目標を達成するためには、次年度予算案まで待つのではュ、当選した年から取り組むことが必要です。市長「スピードと実行力」を行使してください。まずは、市長は市民と約束なされたマニフェストを早急に政策に反映させ、それを議会との議論をし、公表し、市民の評価をいただくことがまず何より取り組むことではないでしょうか。順番を間違えてはいけません。ローカルマニフェス?タ現するための体制の整備として、推進体制の確立、トップマネージメントの強化、行政評価システムの活用による適切な評価・見直しのサイクルなど、検討した後、どういう評価機関が適切か、どのような人選が適切かを検討し、評価機関を設置するならすべきだと思います。

次に第199号議案、補正予算について反対意見を申し上げます。
反対の理由はこれも「順番が違うから」です。
補正予算の中に、財政調整基金、いわゆる貯金を崩して、「市長公舎の会議棟解体費用」約1000万円が計上されています。

この中で、会議棟に入られた方、いらっしゃいますか?市長はいかがですか?
私は先日、会議棟を見学に行きました。緑の多く囲まれた閑静な住宅街にありました。中に入ると、ずっとあけていなかったためか、カビくさいにおいはしましたが、十分利用は可能な状況でした。また、昨年12月8日の総務委員会での報告でも、耐震性能はやや劣るものの、利用は可能であるとあります。まだ使えるものをつぶしてしまうなんて、もったいないと思いませんか。
確認です。キマニフェストでは、市長公舎完全廃止となっていますが、会議棟解体とは書いてありません。解体を後延ばしにしても、マニフェスト違反にはなりませんよね。

古いものだから、壊してしまえではなく、まずそのまま利用できないかを検討すべきだと思います。解体してから、市民や地元の方々の意見を聞くといのは、順番が逆ではないですか。まずは市民に広く公開をし、見てもらってからでも意見を聞いてから解体でも遅くないと思います。なんといっても市民の財産ですから。急ぐ理由はなんですか?

例えば、行革審の事務局として活用したらいかがでし、。事務所の賃貸料として補正予算で278万円ほど計上しているのですから、その分が節約になります。とりあえず行革審の事務局で使っていただいて、その間に市民の意見を聞いたらいかがでしょう。あるいは、不登校の子どもたちの居場所としての利用もありだと思います。市内小中学校で873名の不登校の子どもたちがいる状況の中でも、ふれあい教室などの不登校の子どもたちのための施設は市内4カ所、40〜50人分しかありません。どこからも通いキい市中心部に、不登校の子どもたちの居場所もありです。

つぶす前に有効活用を考えるべきです。

「市長!順番が違いまっせ!」
以上で反対討論を終わります。





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◆◇ 鈴木めぐみ事務所 ◇◆