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一緒に行こうよ!議会へ > めぐみの議員活動報告 > 反対討論 2008.9.30 |
めぐみの反対討論 |
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● 9月議会、フォルテ売却議案について、鈴木めぐみは反対討論しました。(めぐみ反対討論全文) |
第124号議案 平成20年度浜松市一般会計補正予算(第2号)について、反対討論を致します。 フォルテに関しては、これまでに多くの市民から、「なんでフォルテを解体し、売らなくてはならないのか」「なんで、駅前の一等地を売らなくてはならないのか」「なんで、市民の財産であり、浜松市の玄関口である土地を一民間企業に売らないといけないか」といった疑問が寄せられました。私は、その疑問にきちんと答えたいと考えています。 最終シナリオは、こうなりましたね。 でも、「本当にこれでよかったのでしょうか」 中心市街地の活性化は、毎年の市民アンケートでも一番要望が高い市政の重要課題です。昨年8月に策定された「浜松市中心市街地活性化基本計画」によると、基本目標は「政令指定都市・浜松の顔にふさわしい中心市街地の創出」となっています。 しかし、市は最初から「売却ありき」でした。 フォルテ建設に至った流れを振り返ってみましょう。 8月8日に浜松市と浜松都市開発株式会社、遠州鉄道株式会社の3者で不動産売買契約書をかわしました。「フォルテビルを取得した場合の利活用構想について」というA41枚の文章、3枚のイラスト。これを事業計画書と読み替えるというのは、あまりにもお粗末でびっくりしたんですが。まあ、それは置いておいても、この事業計画書にある、「フォルテビル跡地に、中心市街地活性化に寄与すべき商業ビルを建設します」という一文は、無視できません。これは、浜松市が遠州鉄道に「商業を中心とした中心市街地の活性化に寄与する施設整備を図ること」に答えてのことですが、これまで、公共公益的な土地利用のために、ここに多くの税金を投入してきたことはどうなるのでしょう。市民のためにあった土地を手放し、公共的空間の確保は民間企業にお願いし、しかし先は民間企業の考え次第でどうなることやら。そしてビルは商業を中心とした施設整備に変換する。中心市街地の活性化の解決は、民間へ丸投げ。これは、地区計画の基本方針の「公共的空間を有する複合施設と商業施設として整備を図る」と整合しません。確かに民間も地域貢献を考えていく時代になりました。しかし、それはその企業のお客様の層にあった地域貢献であり、すべての人に開かれたものではないことが多いものです。 先日の新聞で、三越デパートがヨーロッパから全面撤退をし、国内3つのデパートを閉鎖し、小型店舗も閉鎖させるとの記事がありました。またこの10月には横浜松坂屋も閉店するとの報道がありました。個人消費の落ち込みが百貨店の売上げを落としているようで、今の時代、商業施設だけで中心市街地に人を寄せる求心力になるかは、大いに疑問があるところです。 ビジョンなく、「売却あるき」のみで進んでいったフォルテ売却、反対します。 |
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