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めぐみの決算反対討論 |
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● 11月議会、11月18日に決算認定の反対討論したものを再編集しました。 |
平成21年9月〜11月に浜松市フラワーパークで開催された「モザイカルチャー事業」4年間で総額34億円もの事業(私が調べて初めてわかった)でありながら、トータル決算、トータルな報告、総括が ●資料が出てこない● 決算審査に当たり、「モザイカルチャー事業に関する決算詳細調」を要求しました。しかし、私たちに提出されたものは事業報告だけで、決算の金額がひとつも入っていないものでした。これでは、「決算審査をして 2月の時点では、86万人の入場者数、経済効果179億円、雇用創出1314人、900万円の黒字と報告されました。目標人員に達成したことは素直に「よかったね」「頑張りました」です。しかし、それが総額でどれだけのコストをかけ、浜松市、浜松市民にとってどうだったのか、今後への課題などを総括する ●実は総額34億8千万の大型事業だった● 情報公開制度を使い、4年間の事業費の総額を1枚の紙にまとめることができました。(この紙一枚にまとめるのに、毎夜市役所を11時過ぎまでかかっていました) 市の負担額は関連事業を入れて4年間で約18億円投入されています。市とモザイカルチャー協会をあわせると、34億8000万円もの大型事業でした。 ●赤字補填隠し?7700万円● 景気の悪化で企業からの寄付金が1億3000万円ほどしか集まらず、予定額に達せず、約7700万円を花と緑の基金を取り崩しています。この基金は、公金です。赤字分の補填である7700万円があったとは、一度も報告がありませんでした。「努力したのですが、協賛集まりませんでした。補填をお願いします」となぜ、言えなかったのですか?不都合なことがあるのですか。隠されればされるほど、疑い深くなります。 ●確信的フライングで始まってしまった● そもそも、モザイカルチャーは平成18年8月9日に突如「観光客の誘致」「地域交流の活性化」「都心の賑わい創出」「地域経済の振興」を目的に、誘致委員会への負担金を事前執行するとの発表で始まりました。今回、情報公開をしてわかったことですが、開催誘致計画の策定業務の委託契約898万8000円を、議会に報告するほぼ1ヶ月前の7月12日にすでにされていました。 ●コロコロ変わった担当部署● 最初は、商工部中心市街地活性化事務局、その後都心政策課、国際モザイカルチャー推進課、平成20年度になって企画部に移り、21年度に事業本部と変遷しています。今は、公園緑地部緑政課が事務を引きついています。これだけ、部が変わっていくと、ミッションが変貌し、書類もばらけ、全体を見ることが大変困難になります。何か、意図があったのでしょうか?隠されているだけに、不信は膨らみます。 ●国際イベントには、間接経費がかかる 情報公開をしてみて、わかったことのひとつに、国際イベントは、間接経費がかか その後、浜松から上海に視察団を派遣、4人分の旅費、先方先での晩餐会、お土産のネ ●海外出張、国内出張、どれも必要だったの?● また、出展勧奨、PRのために、海外出張、国内出張が市から、協会から頻繁にされ *ex.一職員のブラジル13日間の渡航費用、1,759,360円ってあり? ●上納金は1億円以上● さらに、国際モザイカルチャー委員会へのロイヤリティを拾いだすと、総額1億円でした)ほどになりました。その他、理事分の航空運賃代、宿泊代、食費代などを含めると、多額のお金がIMC国際モザイカルチャー委員会 にいっていることもわかりました。 ●イベント終了後も、関連支出続々● 表には出ませんが、イベントが終了したからといって、関連費用は今も出ています。出展してくださった都市や海外とのおつきあい、イベントへの出展などは、馬鹿にならない金額になります。例えば21年度は韓国仁川の世界都市祝典に80日間に1830万円、総勢26人が仁川に行って対応していたりしています。 ●外への補助金には厳しく、中への負担金はユルい● 今回、情報公開をしてみての感想は、外部の補助金は厳しくチェックされ、市が認めない支出には支払われないなど対応されますが、内部への負担金は、一度出てしまうとチェックがユルいなあと思いました。 ●黒字額は発表された900万円ではなく、55万円だった● 2月の時点では約900万円の余剰を見込んでいると報告されていますが、55万6387円でした。資料が出なかったのは、この黒字額が大幅に違うからですか?不信は募ります。 ●大型イベントなのに、総括する報告書がない!● 今回、協会からの事業報告書を見ることができましたが、市全体の報告書をずっと探しているのですが、未だ手にしていません。ひょっとして作成していない、存在しないということでしょうか? ●説明責任を果たせ● モザイカルチャー世界博は、多額の税金投入だけでなく、リーマンショックの景気の厳しいなか、多くの企業や団体から1億3000万円程もの貴重な寄附をいただきました。また、市民の多くのボランティアに支えられ、自治会や各種団体、多くの方々の協力により、チケットを販売することができました。市民の皆さん、企業の皆さんに感謝の意を伝えるとともに、説明責任を果たすべきではないですか? 平成20年5月議会の私の一般質問で「どこがこのモザイカルチャー事業の責任を持って推進していくのですか、責任体制はどのようになっていますか」と質問しました。その際、山崎副市長は、「誰かに任せるということではなく、私の責任でやっていきたいと考えています」と答弁しています。あの答弁は、その場限りの発言だったのですか?なぜ、責任を持って推進したのだったら、その結果を議会に市民に責任持って説明しないのですか?なぜ、隠すのですか?トップが説明責任を果たしていない姿を見れば、職員もそれをまねます。やはり、隠さなくてはならないことがあるのですか。否が応でも疑いたくなります。 |
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