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2001.9.10 | |
浜松HAPPY化計画 第10弾 | |
<もくじ> | |
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浜松駅前の北口広場(バスターミナルの下) 巨大モニュメントのゆくえ・・・ |
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駅前モニュメントは、昭和57年、58年に、人口50万人突破、市政70周年を記念して、当時のお金で約1億1千万円をかけて建てられました。 この施設の全体テーマは「伸びゆく浜松」ということです。(このモニュメントは有名な芸術家の作品だそうです)表面には特殊な合金(対候性鋼板)を施してあるため、何年かすると化学反応で黒光りするというのが当初の計画でしたが、20年近く経っても、黒光りというより、やっぱり赤さびという状態です。赤茶けたさびで、「さびゆく浜松」なんて言われてしまっています。 そこで、建設後16年を経たこの駅前モニュメントを今後どうするかということについて、今浜松市では3つの方法が考えられています。 |
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だから…政策! | |
2.赤さびを取り、黒味がかった安定したさびが出るまで表面処理をする (500〜1000万円くらいかかるそうです) 3.撤去する (撤去だけでおおよそ3000万円) → 跡地はどうしたらいい? ●あなたは、どう考えますか? 上へ戻る |
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「もうこれ以上お金かけないで」「他にお金を回して」「そのままでも市民は気がつかないのでは」「あれはあれで浜松のランドマークになっていると思う」など。 |
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「象徴として生かしていき、今までの投資を無駄にしないため」など。 |
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「これ以上お金を使うべきではないかもしれないが、マイナスのオーラを発信するものを市の玄関口に置いておくことは良くない」「撤去して音楽の街らしくベートーベン、バッハ、モーツアルトの3人の銅像をつくったらどうか」「園芸博に向けて、花の塔にしたらどうか」「からくり人形をおいたらどうか」など。 |
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モニュメントの施主である市と設計者と施行者で、この状態は計画通りなのか、違うとしたらどこに原因があったかなどを契約書をもとに話し合うべきという意見も寄せられました。(契約書についての質問は都市開発課に提出済み) 上へ戻る |
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<駅前モニュメントについて> |
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●浜松市政向上委員会 /鈴木めぐみの質問 2001.9.26 |
2001年11月20日 浜都都発第588号 |
●表面処理について
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・実施設計図の構造特記仕様書において使用材料を「外部:耐候性銅版(無塗装裸使用)」と指定していることから、表面処理は施しておりません。 ・「構造特記仕様書(鉄骨工事)の抜粋」(下記のいずれかの製品を使用することに指定されている)鉄塔体部分 耐候性銅版(無塗装裸使用) NAW-K41A(新日本製鉄)RIVER-TEN-E41A(川崎製鉄) <北口駅前広場の修景委託について> ・ 北口駅前広場の修景(モニュメント・壁画・小広場(花時計))は、下記の?の業務委託により、検討調査や基本計画を策定しました。また、モニュメントの設計は、基本計画に基づき、下記?の業務委託により実施しました。なお、モニュメントの耐候性銅版の採用については、上記の「調査委託」「設計委託」の業務において検討を重ねた結果、決定されたものであります。 |
●契約書はどうなっているのか
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・ 耐候性銅版は、大気中に放置すると、はじめは普通銅と同様に錆びますが、やがて時間的経過の中で合金元素の働きにより表面にきめ細かな酸化皮膜(安定錆:黒錆)を形成し、これが以後の腐食を阻止するものであります。 ☆ 主な合金元素=C(炭素)Si(ケイ素)Mn(マンガン)P(リン)Cu(銅)Cr(クロム)Ni(ニッケル)S(硫黄) 1 委託業務名称 「昭和56年度 浜松駅北口駅前広場地修景施設調査委託」 受託人:東京都千代田区丸の内三丁目四番一号 (財)日本交通文化協会 会長 青松 喬・03-215-0731 委託料:16,490,000円 委託内容:シンボル、壁画、コンコース前小広場の調査・設計を行う (イメージ構成検討・基本計画案の作成) :修景施設計画委員会を設置 委員長 清家 清(元東京芸術大学美術学部長) 蓮田修吾郎(日本芸術院会員)・・・・モニュメント担当 ルイ・フランセン(東京芸術大学講師)・・・壁画担当 荒木正彦(東京芸術大学講師) 2 委託業務名称 「昭和56年度 浜松駅北口駅前広場地下広場モニュメント建設工事設計委託」 受託人:東京都千代田区丸の内三丁目四番一号 (財)日本交通文化協会 会長 青松 喬 ・03-215-0731 委託料:16,500,000円 委託内容:シンボル、庭園の基本設計、実施設計を行う <モニュメント工事について> ・ モニュメントは、下記業者が設計図書に基づき、耐候性銅版を使用し、設置工事が行われました。 ◎工事名称 「昭和58年度 浜松駅北口地下広場修景工事(モニュメント工事)」 請負人:株式会社 雪島鉄工所 代表者 雪島良四郎 請負額:112,708,000円 工事内容:モニュメント 鉄骨造 耐候性銅版(ア)16 4,450×4,600角 高さ20m 鉄骨造 耐候性銅版(ア)16 2,050×2,050角 高さ20m 完成日:昭和59年3月19日 <完成検査について> ・ 完成検査内容としては、設計図書に基づき、塔体の材料、寸法等が対象であり、設計仕様の指定材料「耐候性銅版(無塗装裸使用)」については何年後にどのようにならなければいけないか(色調状態、材質状態)は耐候性銅版の材質特性により、規定していません。 <モニュメントの現状について> ・ 駅前モニュメントは、仕様書に基づく耐候性銅版を使用している。表面の酸化皮膜については、環境要因(湿潤状態・鳩フン・塵埃付着等)の影響により、一部については進行状態が遅れているが、全体的には安定化傾向にあります。 ・ また、現在の状態(銅版腐食など)が塔体の危険性を示しているものではありません。 <他事例> ・ 色調については事例のひとつとして「開拓百年記念塔(札幌市)・昭和48年建設」が目安とされていましたが、設置場所・形状・環境などにより必ずしも同じ色調になることはありません。 <自主検査について> ・ 製品メーカー(新日本製鉄)の自主的な検査として「錆安定度調査」を10年経過した平成6年に実施しています。(抜粋) 1) 錆については、安定化が進んでいる。 2) 異常な腐食は認められない。 3) 鳩フンや塵埃は、錆の安定化を遅らせるので除去する必要がある。 <今後の取組みについて> ・平成13年度においてモニュメントのあり方について検討してまいりましたが、決定するには多くの市民の理解が必要であるため、当面は現状維持とし、今後「撤去」「修景を施し利用」「そのまま利用」等を検討し、地下広場利用を含め方向性を検討して参ります。 上へ戻る |
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